시 읽기(144회)(1-3)

by 燕泥子 posted Dec 19, 2022
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題冲庵詩卷 


                                       金麟厚​

來從何處來 

去向何處去 

去來無定蹤 

悠悠百年計 




 

<淸夜吟>             -邵雍-

qíngyèyín           shàoyōng


月到天心處
yuè dào tiān xīn chù

風來水面時
fēng lái shuǐ miàn shí

一般淸意味
yì bān qīng yì wèi

料得少人知
liào dé shǎo rén zhī





・生ひ立ちの歌・


                               中原中也(Nakahara Chuya)


I

幼年時

私の上に降る雪は

真綿のやうでありました

少年時

私の上に降る雪は

霙のやうでありました

十七 - 十九

私の上に降る雪は

霰のやうに散りました

二十 - 二十二

私の上に降る雪は

雹であるかと思はれた

二十三

私の上に降る雪は

ひどい吹雪とみえました

二十四

私の上に降る雪は

いとしめやかになりました・・


II

私の上に降る雪は

花びらのやうに降つてきます

薪の燃える音もして

凍るみ空の黝む頃


私の上に降る雪は

いとなよびかになつかしく

手を差伸べて降りました


私の上に降る雪は

熱い額に落ちもくる

涙のやうでありました


私の上に降る雪に

いとねんごろに感謝して、 神様に

長生したいと祈りました


私の上に降る雪は

いと貞潔でありました