시 읽기 (132회) (1-2)

by 燕泥子 posted Jul 04, 2022
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山行 杜牧

shānxíng dùmù

 

 

遠 上 寒 山 石 俓 斜

yuǎn shàng hán shān shí jìng xié

 

白 雲 生 處 有 人 家

bái yún shēng chù yǒu rén jiā

 

停 車 坐 愛 楓 林 晩

tíng chē zuòàifēng lín wǎn

 

霜 葉 紅 於 二 月 花

shuān gyè hóng yú èr yuè huā

 

 

 

ぐりまの死

ぐりまは子供に釣られてたたきつけられて死んだ。
取りのこされたるりだは。
菫の花をとつて。
ぐりまの口にさした。

半日もそばにいたので苦しくなつて水にはいつた。
顔を泥にうづめていると。
くわんらくの声々が腹にしびれる。
泪が噴上のやうに喉にこたへる。

菫をくはへたまんま。
菫もぐりまも。
カンカン夏の陽にひからびていつた。

草野心平「第百階級」所収. 1928