汚れっちまった悲しみに……
中原中也(Nakahara Chuya)
汚れっちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れっちまった悲しみに
今日も風さえ吹きすぎる
汚れっちまった悲しみは
たとえば狐の革裘
汚れっちまった悲しみは
小雪のかかってちぢこまる
汚れっちまった悲しみは
なにのぞむなくねがうなく
汚れっちまった悲しみは
倦怠のうちに死を夢む
汚れっちまった悲しみに
いたいたしくも怖気づき
汚れっちまった悲しみに
なすところもなく日は暮れる……
百里西風禾黍香
bǎilǐ xīfēng hé shǔ xiāng
鳴泉落竇穀登場
míngquánluòdòu gǔ dēngchǎng
老牛粗了耕耘債
lǎoniú cūle gēngyúnzhài
囓草坡頭臥夕陽
niècǎopōtóuwòxīyáng
孔平仲 〈禾熟〉
kǒngpíngzhòng 〈héshú〉
<田家>
- 金得臣
籬弊翁嗔狗 呼童早閉門
昨夜雪中迹 分明虎過村